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記憶力が悪い人といい人の違い【勉強】

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様々な知識を頭の中に定着させるためには、復習が欠かせません。しかし、人によって記憶力が異なるために、知識を自分のものにするために掛かる時間は様々です。

では、記憶力がいい人と悪い人は何が違うのでしょうか?

その違いを紹介していきます。

 

 

記憶の種類

記憶には色々な種類があります。

大きく分けると「短期記憶」と「長期記憶」の二つに分類することができます。

 

記憶力が悪い人といい人の違いを知るためには、 まず記憶がどのような過程を経てこの二つに分類されるかを知る必要があります。

短期記憶

短期記憶とは、

例えば、

「今日は朝からラジオ体操をした」

「コンビニで隣の奥さんに会った」

など

一時的な記憶で、数時間から数日の間に忘れてしまうような記憶のことです。

この短期記憶は、すぐに忘れてしまうがために、思い出としては残りません。

 

長期記憶

生活の上では、たくさんの情報が短期記憶として脳に入ってきます。

その情報を処理するために、脳の大脳辺縁系の一部に「海馬」と呼ばれる組織があります。

 

情報がどんどん入ってくると脳が短期記憶でいっぱいいっぱいになってしまうので、「海馬」は短期記憶の中から「忘れていい記憶」か「残しておく記憶」かを振り分けています。

つまり「海馬」は、情報の選別をするフィルターのような役割を果たしています。

 

そして、「海馬」が「残しておく記憶」と判断した情報は、「側頭葉」と呼ばれる記憶の貯蔵庫に入れられます。

この「側頭葉」にいれられた情報こそ、長期記憶と呼ばれているもので、半永久的に記憶として脳に残ります。

この長期記憶は思い出と結びついた記憶であることから、「エピソード記憶」とも呼ばれています。

 

記憶力が悪い人といい人の違い

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上記で説明した短期記憶と長期記憶のメカニズムがわかっていれば、記憶力のいい人と悪い人の違いがわかりますね。

 

記憶力の悪い人は、新しく入ってきた情報の多くを「海馬」が「忘れていい記憶」として振り分けてしまっているということです。

 

反対に、記憶力のいい人は、新しい情報の多くが「海馬」で捨てられずに長期記憶の貯蔵庫に送られているということです。

 

長期記憶として振り分けるポイント

記憶力の悪い人は、多くの情報を「必要なし」と判断してしまっているわけですが、どのようなものを長期記憶に振り分けるのかを知っていれば、効率よく記憶に残すことができます。

 

では、「海馬」が長期記憶として残す情報のポイントは何かと言うと、

  • 強烈に印象に残ったもの
  • 重要であると判断したもの
  • 反復してインプットされたもの

の3つになります。

 

強烈に印象に残ったもの

まず最初の「強烈に印象に残ったもの」ですが、これは

  • 「結婚式での思い出」
  • 「部活動での最後の試合」
  • 「デートでの失敗」

などの思い出のことです。

 

こういった大切な人との特別な出来事は、一度しか経験していなかったとしても、脳にとっては印象深い思い出なので、記憶に残ります。

それに対して「1週間前の夕食」などと聞かれても即座に答えることは難しいでしょう。

しかし、その時の「定食屋で食べた夕食」が、驚くほど不味く又店員の態度が悪くトラブルになったという「事件」であれば、「強烈に印象に残った思い出」として長期記憶に分類されるかもしれません。

 

重要であると判断したもの

二つ目の「需要であると判断したもの」とは、脳には重要だと判断したものを長期保存するという特徴があるということです。

 

言い換えると、一つの情報の中に

  • 「重要な情報」
  • 「重要でない情報」

があった方が効率よく記憶できるということです。

 

例えば、テスト前に

授業に出席せずに友達のノートを借りて丸暗記する人

授業で先生の話を聞いてノートをとった人

 上記の二つでは、後者の方が成績が高く、長期にわたって勉強内容を覚えています。

 

なぜなら、実際に先生の話を聞いていた方が、「重要な情報」と「重要でない情報」を理解→選別してノートを作成しているからです。

他人のノートを借りれば、すでに「重要な情報」のみがピックアップされているかもしれません。しかし、それはあなたの脳が「重要であると判断」した情報ではないので記憶に残しにくいと言えます。

記憶力の悪い人は、楽をして情報を記憶しようとすることで、逆に記憶しにくい状況に陥ってしまいます。 

反復してインプットされたもの

強烈な印象になりにくいものは、記憶に残しにくいと言わざる終えません。

例えば、

英単語

数式

歴史の年号

などです。

もちろん強烈な思い出に「英単語」や「数式」が付随していれば一度に暗記することができるかもしれませんが、膨大な数の英単語それぞれにエピソードを作ることはできないでしょう。

 

その場合、繰り返しインプットさせることで脳に「重要な情報」と思わせることができます。

つまり復習をすることで記憶に残すという方法です。

ある意味、暗記をするための誰もが知っている基本的な方法であり、勉強における辛い部分になります。

この復習するタイミングというのは、ドイツの心理学者が過去の実験において導き出しています。

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